こんにちは!
今日は、休日や夜間に子供が急病になった時の経験談から対処法をお伝えします。
休日の朝、子供が起きてきて「喉が痛い」と言い出しました。保育園から風邪貰っちゃったかな~と思いながらも、普段と変わらず玩具で遊んでいるし、大丈夫かなと軽視していました。午後になり、今度は「お腹痛い」と言い、うずくまってしまいました。おでこを触ったら、あ、熱い!

普段は元気そのもので気付かなかった…。
今日は休日で掛かりつけのクリニックもお休み。さて、どうしたもんか…。
#8000 へ電話して相談する
夜間、休日に子供が、急な高い発熱、嘔吐、痙攣、怪我をした場合、厚生労働省が管轄している#8000を利用する事が出来ます。
♯8000は、「子供医療電話相談事業」の短縮番号です。架電するとお住まいの各自治体の「子供健康相談室」の様な所に転送される仕組みです。
電話に出てくれるのは、看護師、医師です。
子供の症状を伝え、意見を求める事が出来ます。
時には一刻を争う場合もありますので、ググって似たような症状を探すより、まずは電話してみましょう。救急車を呼ぶべきかも聞く事が出来ます。
(出典:厚生労働省)
#8000は、自治体により24時間体制の所もあれば、夜間20時~0時までの所もあります。参考までに関東だとこんな感じです。
我が家は、#8000に今まで3度お世話になりました。

深刻なほど具合が悪くなるのは、いつも夜間…。
2度は看護師(中年女性)さん、1度は医師(若い男性)に対応してもらいました。
3度とも胃腸炎の症状でしたが、

吐き気が止まらない様なら、夜間診療を受診した方がいいですね。
と言われました。
対面で診察しているワケではないので、当然長々とあら正確な判断はできません。よく考えると、
「そのまま様子見で大丈夫でしょう」
と言って、その後急変してもしもの事があったら、責任取れませんからね。専門家へ相談できるので、安心感はありましたが、やはり対面で診察してもらうのが確実だなと思いました。
休日・夜間診療所(小児科)へ行く
各自治体は、休日や夜間に急病になった人のために、夜間診療所を用意しています。救急車で運ばれる程でもないって人向けです。
#8000 で自宅からどこの病院が近いか教えて貰えます。
平日・休日の夜間の場合
私が住む横浜市の場合だと、夜間は休日を含む毎日20時~24時の間診療しています。予約は不要で受付順に待ち番号を振られます。
(出典:横浜市医療局)
24時を過ぎている場合
横浜市の場合は、総合病院での対応になります。必ず電話をして受診可能か確認をして下さい。
私は総合病院で出産したのですが、新生児は夜通し寝ない事もありますし、看護師さんも一定の人数が居ます。また小児科の医師が常駐しているので、真夜中と言っても躊躇せずに受診しましょう。
休日の日中の場合
大体の診療所が、10時から16時の間診察しています。
横浜市の同じ区でも、歩いて行ける距離に診療所がないケースが多いでしょう。
しかし、直接診療しないと症状は確定しません。自家用車やタクシーを利用して行きましょう。
感染症に罹っているいる場合も、その場で検査してもらえます。インフルエンザの場合は、普通の解熱剤では効きませんからね…。

検査の結果、我が子は溶連菌でした…。
注意事項
夜間診療に掛かったから、もう安心!もう大丈夫!と思うかもしれませんが、夜間診療は一時的な応急措置に過ぎません。
処方薬は原則1日分のみ
夜間診療所に掛かっても、お薬は原則1日分しか貰えません。
診察後、「明日は掛かりつけの病院へ行ってください」と必ず言われます。
でも、その1日分がとても助かりますよね。嘔吐が酷かった我が子もその薬のお陰で症状が落ち着き、夜はよく眠る事が出来ました。
夜間も診療して下さるお医者さん始め、スタッフの皆様に感謝です。
夜間診療のタクシー代は、医療費控除の対象?
夜間診療に掛かりたいけど、自家用車も無いし、歩いて行ける距離にも病院は無い。
そんな場合は、タクシーを使う事になると思います。電車などの公共機関が動いていない場合は、タクシー代は医療費控除の対象になりますので、必ず領収書をもらい保管しておきましょう。
その他、歩けないなどのやむを得ない場合も、対象になりますので、覚えておいて下さいね。
(国税庁より)
感染症ピーク時は、受付開始時間より前に行く
横浜市の場合、夜間診療は20時からですが、受付は19時半からです。
我が家は夕方に急変したので、準備万端で19時半ちょっと前に車で到着しました。がしかし、27台ある駐車場はもう満車に近い状態でした。そして、診療所では受付待ちの長蛇の列が出来ている状況…。

殆どインフルエンザ患者であろう…。
19時45分に受付を済ませましたが、番号は小児科が15番。内科は22番でした(前に並んでいた人)。殆どがインフルエンザ患者だと思われるので、早々に車へ戻りました…。(順番待ちのサイトがあり、診察までどの位かかりそうか逐一チェックできるシステムです)
診察してもらったのは20時30分、会計、処方が終わったのは、21時を過ぎていました。それでも、待ち人数は一向に減らずにむしろ増えている様にも感じましたね。インフルエンザ恐るべし。
我が家が受診した夜は、内科、小児科共に2名の医師で回していました。
小児科掛かりつけ医は、2か所用意する
実際に子育てしていて、掛かりつけは2つあった方がいいなと思った体験談からです。
理由1:休診日に遠くの診療所に行かなくても良くなる
我が家の住居周辺には、小児科が2院あり、殆どのご家庭がその2院のどちらかを利用しています。そして、休診日の曜日が違うので、メインの小児科がお休みの時は、サブへ行く事が出来ます。
理由2:ワクチン不足にも対応できる
3歳までは予防接種の嵐。仕事をしているとワクチンのために休むのも中々難しい。そうなると、親の都合がいい時に限って、ワクチン不足により打てないのでは困りますよね。
特にインフルエンザワクチンは、小学生までは1シーズン2回の接種が推奨されていて、2回目がいつも不足しています(4年間連続で)
2院あれば、どちらも不足しているって状況は無かったので、上手に利用するといいと思います。

今年のインフル1回目はメイン小児科、2回目はサブで打ちました
まとめ
初めての子育てだと、子供の病気も罹ってみないと分からない事も多いですよね。小学校に上がる位までは、子供の急病に対応する事は多々あると思います。
共働きの家庭だと、子供の異変に気付くのが夜間ってケースがあります。
休日や夜間に子供が急変して慌てない様に、診療所の場所・時間帯は把握しておくといいですね。
我が家もまだまだ休日・夜間診療にお世話になりそうです。

自分達の子供を守れるのは自分達だけ!!
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